chinapyonの闘病日記と道標

パニック障害・鬱病と闘う日々の記録と、その道標を見つけ出すために綴ります

学校という場所

皆さまこんにちは😊

最近、鬱の症状が酷くて寝込んでいるchinapyonです🌸

 

今回は私が通った高校を例に、学校という場所についてのおはなしです

 

私は中高一貫校に通っていました

 

中学校はとても楽しかったです

 

 

でも、高校が好きではありませんでした

 

進学校ということもあってか、

求められるのは「学力」と「やる気」

 

「人柄」や「積極性」などは二の次でした

 

どんなに優しい子でも学力がなければ先生からは認められない

人に迷惑ばかりかける子でも頭が良ければ先生からは期待される

 

そんな高校でした

 

私の場合、特別成績が良いわけではなかったので期待はされていませんでした

 

でもやる気だけは負けなかったので、自主的に勉強教材をもらったり、分からないことを聞きに行ったり...

 

それでも先生たちの態度は変わりませんでした

 

口にこそ出さないけど、分かるんです

 

 

そんな中、担任の先生だけが守ってくれました

 

発作が起きると私は必ず謝りました

「迷惑をかけてごめんなさい」と。

 

すると担任の先生は

「謝らなくていい。お前は悪くない。」

と言ってくださるんです

 

進学面も、結局浪人しましたが、

最後まで私に寄り添ってくださりました

 

きっと上司に頭を下げることも多かったんじゃないかと思います

 

それでもいつも「今日の調子はどうだ?」と

必ず聞いて心配していただきました

 

本当に感謝しかありません

 

 

ある日、

私は高卒認定を受けたいと申し出ました

 

もうあのクラスにいることは無理だと思ったんです

 

担任の先生はたくさん考えてくださりました

 

いろいろ調べて...説得されました

 

「俺はお前が卒業しようがしまいがどっちでもいい。ただ、元気になったら一緒に飲みに行ける関係でありたい。元気でいてほしい。」

 

そう言ってくださったんです

 

自然と涙が溢れました

 

「この高校を卒業しよう」

 

そう思いました

 

そして無事に卒業することができました

 

 

この経験を経て気づいたこと

 

学校が求めるものと生徒が求めるものは違う

その狭間で生徒も先生も苦しむ

でもひとりでも味方がいたら?

どんな可能性だって開かれる

 

進学校ならではかもしれませんが、

私はそう思います

 

よく「学校は型にはまりすぎている」などと聞きますが、あながち間違っていないと思います

 

先生たちもそうせざるを得ないんですよね

 

 

学校という場所に苦しんでいる方へ

 

そんな方には「私はみんなと違う」という思いが根本にあると思うんです

 

私もそうでした

 

 

でも「みんな」って??

 

ひとりひとり考え方も抱えている悩みも違います

 

それを「みんな」と一括りにして自分だけ違うと思うにはちょっと間違っていると思いませんか??

 

十人十色。

 

学校は「違い」が集まる場所です

 

その「違い」が

思わぬトラブルや思い出を生みます

 

良いことも嫌なこともたくさん生まれる場所

 

それは家にいても同じなんじゃないかな

 

「学校」という場所に囚われずに。

 

必要なのは

「ひとりの味方」と「少しの勇気」です

 

学校はちいさなちいさな社会です

 

大人になったらもっと大きな社会が待っています

 

そこに恐怖を感じずに生きていきたい

 

私も同じです。

 

一緒に乗り越えましょう。

 

悩みや病気もいつかは晴れると信じて。

 

治そうと思うことがいちばん大切ですよ☺️

 

 

今日のお花は「ウォールフラワー」です🌼

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花言葉は「末長い愛情」

 

ひとつひとつの出会いを大切に。

その出会いがいつまでも続きますように。

個人的ですが、担任の先生を思い出す花言葉でした☺️

 

 

 

chinapyon🌸

 

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